2014年3月17日月曜日

よっちゃん、うちの子になる



この記事は2014年1月の回顧録です


うちに舞い戻ったよっちゃん、その後も里親募集を続けていました。



梅とはこんなに仲がいいし、日が経つにつれ、こちらの情も入りまくるし、
うちの子になってくれたらいいなという思いはありました。


私たちは最初から仔猫4匹の中でもよっちゃんが一番のお気に入り!
ただ現実問題、うち猫が5匹にもなると今後のごはんのことが心配、
ごはんの質は下げたくないし、かといって大勢養うほどお金もないし。
その上その後も大人猫を預かる予定が入っていたので、きっとその子の方が
新しい家族を見つけるのは難しい。となるとこの先ずっとうちに居ることになるかも。
やっぱり仔猫のよっちゃんには素敵な新しい家族が見つかるのが一番、と
割り切るつもりでした。でも里親希望の応募があって上手く行くかも、と
連絡が入ると嬉しい反面寂しく切なくなる始末。その度、執着を捨てよう、
つい2ヶ月前までよっちゃんの存在なんて知らなかった訳で、、、と修行。


そんなある日、よっちゃん目当てではないのですが、里親希望の方とお見合いを
する機会がありました。お目当てはちがう子だけれど、もしかしたらお声が
かかるかも、というサブとして呼ばれたのです。

家では梅と仲良く、他の猫たちともうまく接しているよっちゃん、
人懐っこいよっちゃん、この子ならどこでも誰とでも大丈夫だろうと思っていたのに、
いざお見合い場所に着いて他の猫と一緒にすると、不安そうに鳴き出し私たちの方ばかり
見てくるのです。抱きかかえると安心して寝てしまったよっちゃん。

夫はそれまで、よっちゃん大好きながらも、新しい良いおうちにもらってもらうのが
いいと譲らなかったのですが、そのときのよっちゃんの様子・帰宅後のリラックス
振り、そして里親探しの難しさを知って考えを改めました。
その頃にはその後預かる予定だった大人猫の話もキャンセルになっていたので
それも後押しになって、よっちゃんをうちの子にください、と手を挙げました。

ゴメン寝しろに寄り添うよっちゃん
直後目を覚ましたしろはよっちゃんの首元を噛む 
でもよっちゃんがしろのごはんを横取りしても怒らないよ

預かり猫としてうちに来てからちょうど2ヶ月経った日でした。
実は、仔猫たちがやって来たときから、この子はうちの子になるかもという
予感があったのです。やっぱり猫神様が連れて来てくれたのかな。

よっちゃんがうちの子になってくれたのは、しろにとってもよかったと思います。
怖いもの知らずだった梅も分別がつくようになり、しろは怖いとわかったようで
避けるようになっていました。でもよっちゃんはうっすら気づいてはいるものの、
しろに寄っていくこともまだある。やっぱりしろも他の猫との触れ合いがあった方が
いいものね。仔猫にはいつも助けられます。



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