2014年3月5日水曜日

梅の季節に



梅の実がなる季節に仔猫を拾いました。
夜、夫を駅まで迎えに行って家に戻る途中、川沿いの暗い細い、でも車はスピードを
出して走る道の角をチョコチョコっと走る仔猫の姿が。
この道は、少し前に大人猫が轢かれていた道。
急いで車を停めて、仔猫を抱き上げました。


しばらく触ってから、少し離れたところに置いてみると、こちらに駆け寄ってきたので
これは何かのご縁と連れて帰りました。寄って来なくとも連れ帰りましたけれど。 


梅の季節に拾ったので、梅吉。


梅吉はかわいいかわいい男の子でした。
梅吉、梅吉と可愛がっていたのに,半年後、去勢手術に連れていったら
女の子であることが判明。避妊手術に変更となりました。
股間に二つ点点があったので、オスだと思い込み、最初健康チェックに連れて行った病院
でもオスと書いたけれど指摘されず。その後その点点はほとんど大きくならなかった
けれどこんなものなのかなあ、もしかしたら停留睾丸なのかなあ、くらいにしか思って
いなかったのです。点点は、単なる模様だった模様。


その上、この色・柄の子は、ほぼメスとのこと。キジトラかと思っていたら
サビの一種らしい。メスだと判明したとき診察室で、じゃあ梅子にしないと、と
ぼそっとつぶやいただけなのに、カルテや飼い主手帳の名前が梅子になっていました。
気が利きすぎる動物病院。せめて「小梅」と呟けばよかった。梅と呼んでます。

私たちにとっては感動の4ショット 

梅は猫神様が寄越してくれた救世主でした。というのも、うちにはアメリカから
連れ帰った猫が3匹いますが、3番目のしろは、他の2匹に対して凶暴すぎる為、
隔離して飼っていました。この家に引っ越ししてからも、しろは6畳二間と縁側半分に
隔離。入れ替わりでリビングには出すものの、一生こんな生活かと可哀想ながらも
諦めていました。それなのに!怖いもの知らずの梅は、ちょっとした隙にしろの部屋に
飛び込んでいったのです。しろにやられる!とビクッとしたのはいい意味で裏切られ、
意外と大丈夫でした。こうなったらどさくさに紛れて、4匹一緒にしてみよう、と
やってみたらこれまたなんとかなったのです。もちろん毛が舞い散る喧嘩もありますが、
以前の様に流血騒ぎになることはなく、なんとか同じ空間で暮らせるようになりました。

梁の上にも上れるのは梅としろだけ 

梅のおかげで、夢にまで見たしろの隔離生活終了が実現したのです。


猫神様、梅ちゃん、ありがとう!



2 件のコメント:

  1. 梅子ちゃん 可愛い・・・
    そうですか~梅子ちゃんがムードメーカーになってくれたのですね!
    うちは3にゃんいますが一時 仲が悪くなった時はいろんな意味で辛かったです。
    梅子ちゃんGood Job!

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  2. ありがとうございます、梅可愛いです。
    ほんと良い仕事してくれました。
    やっぱりみんな仲良くしてくれているとこちらも落ち着きますよね!

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